中途半端なフルスタックエンジニアそしてグロースハッカーになろう

最近私が思うことの一つが、WEBデザインやフロントエンド、バックエンド、プログラミング、WEBマーケティングどれか一つに特化した人は今後淘汰されていくんではないかなぁということです。
圧倒的なスキルを持つ有名人や、チームで担当が分けられている場合ならともかく、フリーで働いている人の場合一つのことのみではやっていけなくなるような気が。

現在はWixやWordPress、Google Site、Jimdoなど簡単にそれなりのデザイン、かつ伝えられることは伝えられるページが作れるようになったので、制作案件も減る可能性もあるかもしれません。Facebookで事足りるわという市もあるぐらいだからねー

若干話はそれますが、私が誰かにWEBを教える時には、とにかくやらせて覚えさせるタイプで、順序は異なれど
HTML+CSS→javascript→PHP(Ruby)→バックエンド→マーケティング→効率化(Sass、GruntもしくはGulpやcodekit、Gitで履歴管理、フレームワークでプログラミングの効率化、Vagrant、Docker・Droneで仮想環境の構築)
といった感じでWEBはこういう感じで作られて、支えられていることを伝え、ビジネスとして昇華できるフローを作成しています。(と勝手に思っています。)

(WEBデザインに関しては、話すと一番長くなるかつ個人的な意見ばかりになるのでマーケティングの中に取り入れています。ターゲット層とかにマッチしてればOK的な。コーディングもそうですが正解はあるけどそれが1つではない苦しい分野なので。)

前置きはここまで。 んで、これから先は、フリーにしてもインハウスにしても、制作会社にしてもフルスタックエンジニア、グロースハッカーのみでいいんじゃね?的な感じに思っています。

フルスタックエンジニアとは

フルスタックエンジニアというのは、デザインもできてコードもできる、かつバックエンドの処理、テストもできるなどのスーパーエンジニアみたいなもんです。
iOSのアプリ書いてる人はおそらくみんな自分でデザインもやっていると思うので、フルスタックエンジニアの範疇に収まるのではないでしょうか。

グロースハッカーとは

プロダクトやサービスなどのグロースに焦点を当て、マーケティングや戦略の課題をクリエイティブに解決する人物のこと。ようするに提案、これこれこうしたらどうですかねだけで終わるのではなく自分で解決・実践できる能力を持つ人のことですかね。コードはあればよしみたいな感じらしいですが。

日本だと、百式やドットインストールの田口 元さん、様々なアプリを開発しているfladdictの深津 貴之さん、ミイルの開発、wri.peの運営を行っている増井 雄一郎さんなどがあげられるのではないかと思います。
みなさん伝説的な人であり、私が思うだけかもしれませんがマーケティングにも強いんじゃないかなーと思っています。

海外だとinstagramの開発者はそんな感じだったような。サービス開始にサーバーに負荷がかかりあたふたしたけどどうにかなり、それを現在では糧にできているという。

多分今後はフルスタックエンジニア+グロースハッカー、いわゆるなんでも出来る人が強い、とうか欲されることになるのではないかと勝手に思っています。俯瞰して見れるので、ディレクターとして見た時には最高の働きができる、さらに自分も動ける人。多分日本だと起業するか海外に行くか・・・になりそうな気がしないでもない。

何事もやればどうにかなる

んで、今日これを書くきっかけになったのは、「私コーディングがメインなので」とか、「あなたはSEOがメインなんですね」とかそういう言葉にカチンときたというか、なんかちがうなーと思ったからで。私が短気なのは否めないですがw

WEBデザインできて私コーディングできないんですとか言うんであればHTML5+CSS3勉強すればいいだけで、コーディングできてjavascriptできないんであればまた勉強すればいいだけ。プログラミングもマーケティングも勉強。そして実践。
これが数学的知識を用いるゲームや、確率統計学を用いるシステムの場合は別ですが、WEBのメリットっていうのは手早く結果を見ることができるということなので、これほど勉強した結果がついてくる環境はないと思ってます。良くも悪くも検索すれば落ちてるし。今ではGitという履歴管理システムもあるので、これを最初に覚えておけば、自分のログが残って、「うおお俺成長してるわ!」ということもできたりします。(googleカレンダーやブログでもできます。。。)

なんにせよ一つのことにこだわるということも大事ですが、フランクに様々な知識を取り入れてすぐ実践することが重要な時期になったと思います。
携帯サイト(リアルとか前略プロフィール、デコログ)が流行った時期もそうですが、もうだれでもホームページという名のWEBサイトを作れる環境にある時代です。 作るだけではなく、その先を見据えることのできるフルスタックエンジニア、グロースハッカーが今後増えてくれるとWEB業界ももっと盛り上がるんじゃないかなーと思います。とにかくWEBに携わるみんながiOSアプリなりAndroidなりWEBサービスなりを開発してみようという話ですね(やるやる詐欺の自分に喝)